この会は朝日連峰を愛する人たち、朝日連峰に関わる人たち、朝日連峰に登る人たちの協同により、人為的な影響で荒廃した自然を復元させ、原始性の高い朝日連峰の自然が永続的に維持されるように、その保全活動を推進することを目的に設立されました。
朝日連峰に関する様々な主体の保全活動が無秩序とならないよう、広範囲な関係者が様々な立場で連携・分担するための情報交換、意思疎通を図るようにしています。
令和6年3月7日、飯豊町において、朝日連峰保全協議会令和5年度幹事会が飯豊連峰保全連絡会との合同幹事会の形で開催され、朝日連峰保全協議会幹事5名他27名が出席しました。
合同幹事会では、令和5年度の活動結果や過去の保全作業実施箇所における植生モニタリング調査結果等が報告され、朝日連峰保全協議会の今後の方向性等について意見交換を行いました。
令和5年度の合同保全作業は9月2日(土)~3日(日)に、狐穴避難小屋近辺の三方境と中先峰で実施されました。
作業には朝日連峰保全協議会の会員である各山岳会、個人、行政機関30名の参加を得て実施することができました。
9月2日(土)午前7時に集合、出発式ののち日暮沢避難小屋前を出発し、竜門避難小屋へ昼頃に到着。あらかじめ小屋に荷揚げしておいた保全作業に使用する資材を全員で運搬。狐穴避難小屋に夕方までにすべて運び終えました。
9月3日(日)は午前7時に打ち合せの後、全員で三方境へ。これまでも幾度か保全作業を実施してきましたが、大きく洗掘が進んだところがあり、この洗掘を防ぐための作業を中心に実施しました。
三方境での作業はおおよそ2時間程度で終了し、中先峰に移動。この場所についても以前実施した土砂を堆積させるための土留の効果を検証し、今回の作業を進めました。
作業は昼前に終了し、狐穴避難小屋で昼食の後解散となり、それぞれ下山の途につきました。(西川山岳会)
古寺登山口の木橋が完成
旧古寺鉱泉前の木橋が崩落し通行不能となっておりましたが、7月26日新しい木橋が完成し通行可能となりました。
令和5年度会合開催 今年度活動計画が決まりました
去る6月2日、朝日連峰保全協議会第15回会合が鶴岡市で開催されました。令和5年度の活動として、合同保全作業は9月2日~3日に中先峰と三方境周辺で実施することに決定しました。詳細決定後、申込みの受付を開始します。狐穴避難小屋への宿泊を想定していますが、申込人数によっては竜門山避難小屋と以東岳避難小屋に分宿となる場合もあります。
会合では、各団体から登山道の整備状況結果や今年度の取組み予定などが発表されました。その中で、大朝日岳への最短ルートである古寺登山センター奥の旧古寺鉱泉前の橋が倒壊し、現在通行できなくなっており、大江町が主体となって復旧の手配を進めていると報告がありました。また、新潟県側の唯一の登山道である三面ルートは、昨年の豪雨災害の影響でアクセス不可能となっています。奥三面ダムに至る県道鶴岡村上線(第2ゲート~県境の間)が全面通行止めとなっており、今年度中の復旧の見通しは立っていないと報告がありました。
朝日連峰登山の際には最新情報を十分確認した上で計画するよう、注意をお願い致します。
大江町観光物産協会(古寺口登山情報)https://oekanko.jp/asahirenpo/
新潟県村上地域振興局(朝日スーパーライン通行止めについて)https://www.pref.niigata.lg.jp/site/murakami/0516069.html
All rights reserved ®朝日連峰保全協議会
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